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2020.02.11/防護パンツ

チェーンソー防護パンツと防護チャップスが入荷しました!

12月のかわら版でお伝えした、チェーンソー防護パンツとチャップスが遂に入荷しましたよ。

 

去年(2019)の8月1日より、業務でチェーンソーを使う際は防護パンツ又は防護チャップスの着用が義務付けられています。

 

林業では2015年から義務化されていましたが、新たに造園業や建設業など全ての業種が対象となります。

 

着用義務に違反した場合は事業者にも作業者にも刑があり、

事業者に対しては、6ヶ月以下の懲役又は50万円以下の罰金刑

着用指示に従わなかった作業者に対しては、50万円以下の罰金刑

が課せられるそうです。重いですね。

 


 

ただ、義務化対象が拡大されるからには、やはりそれだけチェーンソーが危ないという事でもあって・・・

 

2016年の報告ではチェンソー作業時の怪我の8割が下肢だそうで、足を守る事が重要視されています。

 

高速で動く刃が当たるので、他の道具に比べても怪我をした際の被害の大きさが問題なんですね。

 

この人手不足の時代に、職人さんに長期離脱や離職をされたら事業継続自体が難しくなりかねません。

 

そこで防護パンツと防護チャップスの出番となるわけですが、

今主流のものはヨーロッパ製で結構なお値段がします。

 

ピンキリですが、パンツで¥33,000〜¥15,000

 

チャップスで¥15,000〜¥9,000といった所でしょうか。

 

林業の方ならともかく、毎日使う程でなければ痛い出費ですよね。

 


 

今回発表された防護パンツと防護チャップスは現行商品の中でも、かなり低価格に入ります。

 

安くても、防護パンツは欧州規格EN381−5のクラス1(チェンソースピード20m/s)に対応しています。

 

防護パンツ

 

パンツなのでM.L.LLの3サイズあります。

 

サイズがあるので、チェーンソー使用者が決まってて、長時間使うような場合はパンツの方が向いてそうです。

 

チャップスは形状的に欧州規格は通りませんが、同等の安全性があります。

 

 

足の前面をカバーする感じで、足にバンドを回して固定します。

 

サイズは無くてフリーサイズなので、チェーンソーを頻繁に使わないようならチャップスの方が安いしサイズ問わず着まわせるので良いかも知れません。

 


 

安全性に関しては、メーカーさんが実際に切ってみた動画があるので、こちらをご覧ください。

 

 

刃が当たると中から保護材が出て来て絡まり、刃を止めるんですね。

 

防護パンツ規格のCLASS1、20m/秒のチェーンスピードまで対応しています。

 

とは言え

絶対に怪我しないという事ではないので、作業時は細心の注意でご安全に。

万が一の時の怪我を軽減する為の補助的な物と考えてくださいね。

 

普通の刃物と違って、チェンソーは一瞬当たっただけでも被害が甚大です。

万が一の備えに如何ですか?

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